2012年8月24日金曜日

モアイ像とパンゲア  (後)

昔なぜかオセアニア美術史を大学で選択したことがあって、そんな経験がこんなオカルト妄想に導いていたりしてと想ったり。ほとんど記憶にないけれど(爆、この地域の文化はまるで一つの国のように似通っている。海洋民族の往来が盛んだったのだ。逆に大陸だったとしたら、ヨーロッパのように様々な民族が集い異なる文化が発生すると想われる。

イースター島の住民にはモアイ像に関する伝承がほとんどない。そこの島民すらもなぜ巨大な像が島にあるのかわからない。オカルト的に考えると、モアイ像は古代大陸の遺物で、島の住民は大陸がなくなってからやって来たのではないだろうか。島にはモアイ像がたくさんゴロゴロ転がっていて、立っているものも地下深くに胴体があったりする。このモアイ像は地下に埋めたのではなく、「埋まってしまった」と考えられないか?せっかく銅像を作ったのに、埋められている部分の方が大きいなんてそんなことするだろうか。


moai.jpg



北太平洋プレートと隣接する地域は、日本を始めカリフォルニア、チリ、ニュージーランド、フィリピン、インドネシアなど、どこも火山活動や地震が多くて、活動的なプレートだということがわかる。科学的なことはよくわからないので妄想レベルに過ぎないんだけど、元気っ子大陸が何かの力でプレートごと沈み込んだりそこにあった大陸が崩れたりという可能性はないんだろうか。ハワイのキラウエア火山からは今でもマグマが出てくる。なんか大陸一つない地味なプレートだったとはとても想えない。むしろその逆のような・・・。

沖縄与論島には海底遺跡がある。南の端にはモアイ像が。謎が多いポリネシアが最後の鍵を握っていたりして。
そういえばポリネシアで海底資源を巡る水爆実験がとかいう予言もあったわ・・・。




とうとうムー大陸・・・あんまりトンデモな方向に持っていきたくないのだけれど(^ ^ ;)
考えれば考えるほど太平洋プレートが不思議に想えてくる。
プレートテクニクス図を見れば、私たちが「海」と想っているものは、プレート間の溝に溜まったものに過ぎない。水は低いところへ流れる。海は沈み込んだプレート間の溝を跨いで大陸に浸食して行く。唯一太平洋プレートだけが広大な海を湛え、周囲のプレートに押し潰されるように、深度4000mまで深く深く沈み込んでいる。キラウエア火山は、富士山よりも高いところで常にマグマを噴出していることになる。

なぜ太平洋プレートだけが両側から押し迫られて沈み込んで行ったのだろうか。
他の大陸は、プレートのおよそ3分の1から半分くらいに渡る大陸を海の上に抱えている。
巨大な応力が周囲から働かなければ、他の大陸同様、太平洋プレートだって大陸が現れていたかもしれない。

そう、だとすると、もしかすると、太平洋プレートが周囲の大陸に押され続ける前は、大陸が存在していたのかもしれない。


太平洋
現在分かっているうちで地球上で一番深いところであるマリアナ海溝は太平洋にあり、その深さは海面下1万911メートルである。太平洋の平均深度は4028メートルから4188メートルである。

太平洋は現在プレートテクトニクスによって縮んでいる。その一方で大西洋は、長さにして1年におよそ2から3センチずつ、面積にして1年におよそ0.5平方キロメートルずつ広がっている。



一年間に太平洋がおよそ2cm低くなっていると考えて、4,000mまで沈むのに約20万年かかることになる。つまり、もしかしたら、20万年前には太平洋に大陸が存在していたかもしれない。そんなにありえない話ではない?!

まあこんな単純には行かないだろうけど・・・(計算すら合っているのかどうか)
ずっと押され続けて沈み込むしかないプレート上には、どんな大陸があったとしても滅びの道しかないよね。火山は火を噴くし、地震も多いだろう。そして津波がやって来る。カワイソス・・・

でも力が加わるということは、そこに大きなエネルギーが集まっていたということでもあるかもしれない。その地力によって太古の巨大文明が築かれたとしたら、また一つ古代ロマンへ希望を与えてくれる。巨大な大陸があった形跡は発見されていないけれど、何もなかったとも言い切れるだろうか。日本くらいの大きさであっても、現代のような文明を築いている。日本近海でも海底遺跡が発見されているぐらいだから、太平洋の海の底には時が止まった世界が眠っているのではないかと想いたい。


おまけ~

ちなみに、パンゲア大陸が上下に分裂してできた下の部分をゴンドワナ大陸という。
この大陸には古代生物の化石が下図のように発見されており、大陸が一つであった説を有力なものにしている。


ゴンドワナ大陸と古生物化石の分布図

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