2014年3月3日月曜日

クラウドアトランティス 8  グリッド

最終話 星の海底王国
 ケイシーの語るアトランティスは超高度な文明である。ガスや電気はもちろん、金属からの放射線エネルギーで動くエレベーター、水陸両用の乗り物、さらには、太陽エネルギーを利用する「水晶体」という装置があり、これの活用によって人体の若さを保つ秘結を発見したアトランティス人は、なんと何百年も生きたというのだ。
しかも、この装置は誤って用いられると強力な破壊の道具にもなり、これを濫用したことでアトランティスは崩壊したという。「水晶体」が偶発的に高水準に調節されたことが、地球そのものの活動を変えてしまう破壊的な力となったというのだ。

「水晶体」というこのアトランティスのエネルギー装置は、リーディングでは「クリスタル」、「ファイヤー・ストン」、または「ツーオイ石」などと呼ばれている。


 なかでも注目されるのは、「天空を高く飛んだ」というアトランティスの乗り物についてだ。
「当時の乗り物は、空中も水上も、水中も同じように走行することができた。しかし、その動力は中央の発電所であるツーオイ石で制御されていた。つまり、そこからビームが放出されていたのである」



 ケイシーによれば、かつて大西洋上に存在したアトランティスは紀元前5万年ごろから紀元前1万年ごろにかけて、3回の破局によって海に沈んだという。ひとつの巨大な大陸が、大きな島々に分断され、最後には島々は完全に海没した。
 最初の大陸の大きさは、「ヨーロッパの中のアジア――アジア全体ではなく、ヨーロッパのなかのアジアを含めたヨーロッパの大きさに匹敵する」、つまり、今日のヨーロッパとトルコ(小アジア)を合わせたくらいであったということだ。


奇妙なことだが、ケイシーのアトランティスは、プラトンが伝えるアトランティスとよく似ている。プラトンは、大西洋上にあったアトランティス島の大きさを、「リビアとアジアを合わせた大きさ」、つまり、アフリカ北部と小アジアを合わせたくらいとしている。ケイシーの「ヨーロッパと小アジア」とよく似ているのだ。しかも、その滅亡時期はどちらも紀元前1万年ごろである。
 アトランティスの崩壊についても、人々から神性が薄れ、堕落し、能力を過信して滅びた、というようなストーリーは同じである。ケイシーとプラトンでは描かれている社会は違うが、基本的にストーリーの骨格が似ているのである。これは何か共通の情報源が存在したのではないかとさえ思えるほどだ。



 このバミューダ海域ではまた、UFOの目撃情報が異常に多いことでも知られていた。・・・このような不可解な現象に対して、当時、ありとあらゆる考え方が提出された。そのなかに、エドガー・ケイシーのリーディングをもとに、この海域の海底にはアトランティスの巨大な動力装置が今でも稼動しており、それによって磁気や重力の異常が惹き起こされ、上を通過する船舶や航空機の事故が起きるというものがあった。


あー
惑星グリッドの場所って重力異常=結界ポイントでは?

アトランティスが水晶によって発展した文明なら
水晶体に基づいて地球に結界を張ったとしてもおかしくない


惑星グリッドに関するメモ(27-01)
プラトンは対話篇ティマエウスの中で、「宇宙の理想的な肉体」はプラトン立体の統合体であると語っている。また対話篇パエドンの中では「地球自体は上空から見れば12枚の革でつながれたボールのように見える」とも発言している。プラトンはさらにこのUVGから抽出される直角3角形を、万物を形成する原初の要素である特別な形として見ている。


プラトンはアトランティスを知ったように
地球が水晶体になっている(されている?)のを知っていた
アトランティスの伝承と同じように授けられたのかも


惑星グリッド


結界ではなく球体の惑星の自然なエネルギー構造だろうか
16番辺りにハワイがある

それとも水晶体のように何万年もの間結界を張ったから
その地点で地殻変動が生じるのかな
プレートが裂けるとか

海との繋がりがあるアトランティス人なら
海の底にも結界を張れたのかもしれない・・・




  遠隔透視者たちの証言によると、地球に来ているエイリアンは「一つの種族ではなく複数の種族が存在する」という。オリオンやプレアデス、シリウスなどからやってきているというのだ。
 その形態も透視されており、人間の姿をした大型の金髪赤目種族、アルビノの種族、より一般的な灰色エイリアン(グレイ)や、黒目種族、さらに爬虫類型もいるそうだ。


エイリアンたちは、地球の環境悪化と人類の滅亡を心配しているという。地球環境は現在、「野蛮で無知な人間によって」取り返しのつかない状態になっているというのだ。現在のオゾン層の破壊のレベルは、人間の活動が自然のサイクルをはるかに超えてしまっており、破壊を食い止める努力はほとんど効果がないだろう、という。それは「バンドエイド」的な対処療法でしかなく、「臨界点に達するのは2005年から2012年になる」ということだ。

 考えすぎかもしれないが、これに関して気になるのは、マヤ暦による世界の滅亡は、2012年となっていることである。この予言はマヤの『チラム・バラムの書』に書かれているものだが、奇妙に一致する数字が不気味ではある。


 遠隔透視者たちが地球にはすでに宇宙人の基地がある、と証言しているのは驚きである。
「基地はエイリアンの居住区と宇宙船基地を兼ねています。地球の南北両半球の山脈内部や海底、湖底に存在します」
「そのテクノロジーが数千年前から存在したことが感じ取れます。ずっと長いこと存在してきたのです」
「海洋や山岳地の巨大な洞窟、さらには砂漠のような条件のところや、森林やジャングルといった環境に、基地らしきものが存在します」
 
 すでにエイリアンの居住区が地球上に存在するだけでなく、はるかな昔から彼らは地球に来ているらしい。しかも、彼らの基地は、どうやら山岳地帯の洞窟や海に存在するという。なかでも、複数の透視者が海を有力な場所にあげている。やはり、海である。


 アトランティスの伝説は、宇宙に起源を持つエイリアンの海底基地のようなものが元にある、そんな可能性を強く思わせるのだ。

 さらに、最後になったが気になることをひとつ。現在も数多く目撃されているUFOに乗っているのは、おそらく、太古の人類であるアトランティス人ではないのか――そういうことなのである。




地底人とかシャンバラとか
そういう類がアトランティスの末裔という可能性もあるということね


海の中に住めるぐらいだったら
南極に住むことだってできるかもね


でもおかしいのは高度な文明を持っている方が
僻地や地下水中に隠れているという不思議


なんかもう現代文明のテクノロジーがちっぽけ過ぎて
泣けてくる・・・


水晶一つでなんでもできちゃう文明があったのに
今の文明は無駄ばっかだよねぇ・・・


アトランティスが水晶で莫大なエネルギーを生んだのも
地球上から集められたのも
地球の結界が水晶体のように張られているから
グリッドを中継地点にしてエネルギーを集めることができたのかもね


ピラミッドはまさにグリッドの雛型で
グリッドの組み合わせによって中心にボルテックスを作って
周囲を押し広げたり真ん中を凹ませたり押し上げたり
自由自在に変形させることができるようです


プレート理論よりももしかしたら説得力があるかも・・・
プレートは裂け目ができた所からどんどん新たなプレートが生まれる
でもなぜそこでプレートが生まれるのかという疑問には応えられない



バミューダ海域とか飛行機や船が引きこまれるのも
結界はただのバリアじゃなくて
それ自体が強力な引力装置になってる


グリッド図の
18番は バミューダ海域
12番は 昨年新島が出現したパキスタン南部
14番は 同じく新島が出現した魔の海の西ノ島


どれも六角形の中心にあって
強力なボルテックスが生まれてる




現在も数多く目撃されているUFOに乗っているのは、おそらく、太古の人類であるアトランティス人ではないのか


宇宙からのコンタクトを自称するサイトの胡散臭さは
どうもここら辺にあるような気がする

またアトランティスをやろうとしているのでは






ケイシーのリーディング当ってる
バミューダ海底にある動力装置
クリスタルピラミッド!

魔の三角海域「バミューダ・トライアングル」に沈む巨大なクリスタルピラミッドの謎

p-527tyh / 遺跡情報:バミューダ海底ピラミッド









2014年3月2日日曜日

クラウドアトランティス 7 ナウシカア

第10話 古代UFO奇譚と竜宮伝説
 浦島太郎の話は、竜宮伝説の典型といってよいだろう。乙姫の国は海の彼方にある異世界であり常世の島だが、万葉集ではこれが海神の宮となっており、竜宮城につながって行く。
 竜宮とは海底にある楽園であり、仙境でもあり、理想郷でもあって、さらには「あの世」(死者の国)にも通じている。人間の生命を超えた世界なのである。しかも、竜神は天に昇るように、竜宮はまた天につながる場所でもある。
日本や中国をはじめ東洋の海神や竜宮は、このように海や海底だけではなく、天上、つまり宇宙を結んでいる。
 これはおそらく世界共通ではないだろうか。海の彼方や、海中にある楽園の伝説は世界中にあって、それらはすべて常世の島や異世界のようである。
 しかも、思いがけないことだが、古代ギリシアのプラトンが伝えるあのアトランティス、海神ポセイドンを奉じるアトランティス王国も、これに通じるのではないか、ということなのである。



 興味深いことに、『オデュッセウス』にはまた、アトランティスのモデルとも思えるような島の描写がある。
 それはパイエケス人という人々が住む島である。オデュッセウスが仙女カリュプソの島を出発して最初に着く島で、カリュプソの島からは一番近いようだ。
 筏に乗ったオデュッセウスは、カリュプソに教えられたとおりプレアデスやオリオンという星々の位置を確かめながら、アルクトス(大熊座)を常に左手に見て、つまり、西から東へと海を渡ってくる。
 こうやって海の上を18日間航海したところにパイエケス人の国がある。この国はスケリアと呼ばれている。
 オデュッセイウスはこの地に着くと、王の娘ナウシカアという少女に助けられる。



あ、ナウシカはやっぱりアトランティスの末裔で
風の谷はアトランティスの生き残りだったのね
あの監督はアトランティスの記憶を再生しているように想える



 このスケリアという国には、ポセイドンの立派な神殿がある。それだけではなく、スケリアの初代の王は、海神ポセイドンの息子であったという。ポセイドンが巨人族の王の娘に生ませた子だという。現在の王はその息子で、2代目である。つまり、この国の王統は、プラトンのアトランティスと同じポセイドンの血を引いているわけである。

この国にはアルキノオスという王がいるが、そのほかに12人の領主がおり、全部で13人で国土を治めているという。プラトンのアトランティスでは、10人の王統が支配したとされているが、このあたりもやはりどこか似ている。


イスラエルの失われた十氏族の伝承と被っている気がする
元ネタはこれかも?
アトランティスの伝説に似せているような



 また、プラトンのアトランティスを一番彷彿させるのは、王の領地のなかにあるとされる次のような果樹園の描写である。

 プラトンのアトランティスでは、「植物や果物、穀物などのあらゆる作物が、さんさんと照り輝く太陽のもとで、一年を通してかぎりなく豊かに実り」、「温水と冷水のふたつの泉があった」と述べられているが、まさにそれを思わせる記述である。


 プラトンのアトランティスは、本来、エジプトを起源にしている。プラトンより3世代ほど前のソロンが、エジプトのデルタ地方にあるサイスの神官から伝え聞いた話がもとになっているという。つまり、アトランティス伝説そのものは、エジプトに由来するというのだが、奇妙なことに、当のエジプトにはそのような話はまったく見当たらないのだ。
 エジプトの神話や民話には、アトランティスを思わせる国や島の話は全然出てこない。マネトのエジプト史にも、アトランティスは述べられていない。エジプトをくまなく現地取材したヘロドトスの話にも、アトランティスは登場しない。
 そればかりではなく、最古のメソポタミア文明を見ても、アトランティスを思わせる伝説はまったく見当たらなかった。何かおかしいのである。



 アイルランド(ケルト)の神話にも、非常によく似た話がある。雲に乗ってやってきた第4番目の種族が、5番目の種族との戦いに敗れ、海の彼方や地下に逃れ、常世の国を造り、目に見えない種族となったというのである。
 
 西海の果てにある不思議な島の伝説は、間違いなく太古から存在したとみてよいだろう。このような島の伝説は、現代のヨーロッパの大西洋岸にも残っている。フランスには、イル・ヴェルトゥという「緑の島」についての伝説がある。ボルトガルにはやはり、イリャ・ヴェルデという「緑の島」についての伝説がある。英国ウェールズには、死者の国アヴァロンの伝説がある。
 このような伝説は、すべてあのアトランティスを連想させると同時に、竜宮伝説にもつながっている。




アトランティスが海洋神ポセイドンの海の文明なのに対し
エジプト文明はやたら鳥が出てくる空の文明

魚の文明から鳥の文明へ
ここら辺で入れ替わったのかな?


神官にはアトランティス文明は秘密裡に伝承されながら
エジプト本国では全く異なる概念の文明が生まれたのはなぜだろう

まるで違う星からやって来た違う文明の様


エジプトのアメンホテップの顔が
火星の表面に刻まれている写真があったけど














2014年3月1日土曜日

伊豆海洋にゅ~す 20

両陛下、伊豆大島を視察=台風被害の被災者励ます
台風26号による土石流災害の被災者見舞いのため伊豆大島(東京都大島町)を日帰りで訪れた天皇、皇后両陛下は28日午後、島内の仮設住宅で被災者を励まされた。

舛添知事が現地でお出迎え


ついでに

さらば「ソニー村」旧本社ビルも売却へ
 
ソニーは東京都品川区の旧本社ビルを売却する方針を決めた。近くの複数のビルなどとあわせて売る予定で、入札の手続きを進めている。かつて「ソニー村」とも呼ばれたが、「聖域なし」とするリストラの一環で売却に踏み切る。


月末や月初めはニュースが重なりますね


フィギュアで名古屋勢が撤退したのと同時に
ソニーの本拠地からの撤退


ソニーの創業者一族の盛田家の御台所は火の車で
とうとう盛田家の家業  造り居酒屋まで飛び火した


【話題】ソニー創業『盛田家』の凋落止まらず--盛田昭夫氏ゆかりの財団、ひっそりと解散 [02/23]


盛田家の本拠地は名古屋


ソニーは鳥の電気結界の筆頭
名古屋は鳥つかいが多いのかな

そういえば愛知から石川にかけて
「羽根」がつく地名が異様に多いとか


終焉という名の謎の鳥③~「羽根ライン」を作ったのは誰か?~
羽根ライン
ちょっと尋常じゃない数の羽根の地名  諏訪結界も鳥の結界だったけどここら辺は鳥の封印が強いのかもしれない  そういえば名古屋の知り合いも子供に「羽」の字をつけてたな・・・



フィギュアの羽生君も仙台出身とはいえ
羽根の人

フィギュアは鳥つかいのお祭りみたいなものなのかな



ネズミーランド
http://kokuyouseki.blogspot.jp/2013/07/532.html


ソニーのトランジスタラジオの記事で

渋谷のネズミについても書いている

同じ日  渋谷のビットコインが計画倒産


カタリーナ・ビットという女子フィギュア選手がいたねそういえば


東京湾の魚の想念を付け替えていた
湾岸から変化はやってくる
ネズミーランドは大丈夫かな・・・




ソニーの縮小は   鳥の終焉


鳥たちから   想念が離れている





石油工場から出火・黒煙、6人重軽傷…川崎
1日午後1時40分頃、川崎市川崎区浮島町の東燃ゼネラル石油川崎工場で「油から火が出た」と従業員から119番があった。


多摩川の河口
川の入り口の埋立地で出火









クラウドアトランティス 6 末裔


第9話 ドゴン族のシリウス神話

西アフリカのマリ共和国に住むドゴン族は、なんとシリウス星人が地球にやって来たと思われる神話を保有している。彼らの宇宙創世神話の中心にはシリウスが位置しており、かつてシリウスからやって来た「水の主」ノンモが人類の祖となったというのである。
部族のなかでも神官などごく一部の人だけに、しかも、何段階ものイニシエーションを通して伝えられる秘中の秘の知識である。

問題は、彼らの報告に含まれていたドゴン族が持っていた驚くべき知識である。シリウスが主星と伴星からなる連星であることや、シリウス伴星の周期が50年であること、またシリウス伴星は白色矮星であることを、ドゴン族は知っていたというのだ。
当時、まだほとんど西欧文明に接していなかった西アフリカの奥地に暮らす部族が、なぜこんな知識を持っていたかが、ミステリーの始まりである。



アゾレス諸島

ドゴン族はイスラム教に改宗することを拒み、10~13世紀ごろ、西方のニジェール川上流域バマコ付近から、現在の中流域トンブクトゥ付近に移ってきたとされている。


地図の右下にマリが見える
バマコはギニアの近く
ドゴン族はもともと西アフリカの大西洋沿岸の近くにいたよう

地理的にアトランティスの生き残りの可能性もあると想う




シリウスBは、半径は地球ほどだが、質量は太陽ほどもある。これは1立方センチの重さが1トンとも、10トンともいわれる地球には存在しない物質でできているからだといわれる。こうした伴星の天文学的な性質が確認され、最初の白色矮星とされたのは1925年のことだ。

一方、ドゴン族のシリウス神話によれば、主星シリウスAのことを、彼らは「シギ・トロ(シギの星)」とか、「ヤシギ・トロ」と呼ぶ。60年ごとに行われるシギの祭礼の儀式と深く関係している。
しかし、この星はシリウス星系の根本ではなく、シリウスAを焦点にして、50年周期で楕円軌道を描いてまわる別の星を、彼らは宇宙の中心に置いている。この星が宇宙におけるあらゆる創造の出発点だという。ドゴン族はこの星を「ディジタリア」、または「ポ・トロ(小さな星)」と呼んでいる。
ディジタリアは天空の中でいちばん小さい星だが、いちばん重い星だという。「サガラ」という地球上のすべての生物が集まっても持ち上げられない重い物質でできており、「地上のすべての鉄に匹敵する」重さの物質だという。
これが伴星のシリウスBのことで、まさに、白色矮星であることを知っていたかのようである。未開と思われるドゴン族が、なぜ、こんな知識を持っていたのだろうか?



ドゴン族の知識には、ほかにも地球は太陽のまわりを運行しているとか、土星にはリングがあること、あるいは、木星には4つの衛星がある、などというものがある。月は「乾燥し、乾ききった血のように死に絶えている」ともいう。もちろん、こうした知識は、人間の肉眼で獲得できるようなものではない。

ドゴン族はまた、人体についても高い知識を持っており、血液が空気(酸素)を取り込んで、体内の臓器を循環していることや、赤血球と白血球の違いも知っていたという。このような医学的知識は、私たちの歴史では近代から現代に相当する。

要するに、ドゴン族の知識は私たちの文明史の枠に収まらないのである。

ドゴン族の神話や儀式は少なくとも数百年の歴史をもち、独特の仮面儀式として連綿と続けられてきた。グリオールによれば、最も複雑なシギの祭礼の暦の計算方法などは、何段階ものイニシエーションを経てようやく伝授されるという。
シリウス神話を共有するのはドゴン族だけではなく、他の3部族も同じなのである。




シリウスといえば、古代エジプトでも非常に重要な星だった。よく知られているように、7月の中ごろ、日の出直前にシリウスが東の地平線に昇ってくる現象は、「ヘリアカル・ライジング」と呼ばれ、特別の出来事とされていた。それはちょうどナイル川の氾濫がはじまり、耕地が潤う時期と重なるので、古代エジプトの暦の基準となってもいた。


シリウスは古代エジプトでは「セプト」と呼ばれ、前にみたようにイシス女神の星とされていた。イシスは古代エジプト最高の女神である。また夫のオシリスは古代エジプトの全時代を通じて、最も広く崇拝された神で、天空ではオリオン座を当てられている。どちらの神も非常に古くから信仰され、その起源は、王朝成立以前にさかのぼるとエジプト学では考えられている。

オシリスとイシスの信仰は、古代エジプト文明の誕生の瞬間からすでに存在していたようだ。となると、オシリスつまりオリオン座と、イシスつまりシリウスが、エジプト文明の誕生には何か関係しているのではないか、と考えてみたくなるわけである。



石板にはさらに、イシスは「ピラミッドの女主人」と記されている。イシスの大きなピラミッドが、すでにエジプト王朝の最初期の時代から建っていたように受け取れるのである。
つまり、ピラミッドの建設にも、イシスは何か関係していた可能性があるわけだ。


ドゴン族の神話では、ノンモが棲んでいると思われるシリウスCの惑星「ニャン・トロ」は、「女の星」と呼ばれている。わざわざ「女」と特定されているのだ。古代エジプトでもシリウスは「女神」イシスの星とされている。ここには何か関連があるのだろうか。


シリウスマーク
シリウスAのマーク 『知の起源』ロバート・テンプル著より


ドゴン族はシリウスAを現すのに、直線と曲線が交差した上図のようなマークを使う。このマークはじつは、海神ポセイドンのマークと非常によく似ている。ポセイドンが持っている三叉(さんさ)の矛(ほこ)のシンボルマークだ。


neptune.gif
海王星のマーク


この三叉のマークは海や水の象徴でもあるし、占星術では海王星のシンボルマークでもある(海王星はやはり水を司るとされる)。
これは要するに、水と関係するサインと考えてよいだろう。海の神ポセイドンを奉じるアトランティス王国にも通じるサインである。
ドゴン族はなぜか、このマークを人間の肉眼で見える一番明るい恒星、シリウスに当てている。つまり、シリウスAである。おそらく、「水の主ノンモ」と関係しているからだと思われるのだが、ひょっとするとアトランティスにも何か関係しているのだろうか。


  この三叉のシンボルマークは、気をつけていると、古代世界ではわりとよくお目にかかるのである。新石器時代までさかのぼるマークのひとつで、何かの意味を持っているようだ。インドでは、シヴァ神の強力な武器(パーシュパターストラ)が、やはり同じ三叉矛である。シヴァの息子で像の頭をした知恵の神、ガネーシャがこの武器を持っていることもある。
また、世界の古い民話では、三叉のマークは「鳥の足跡」というような表現で出てくることがある。何かの秘密の暗号のようなものらしい。かつてこのマークは、それを一目見ただけで何かわかるような象徴的な表現だったのではないだろうか。



超古代ほど水や海 魚がキーワードになっている
天孫神話は空や鳥ばかりなのに

海を意味する三叉の矛が
鳥の足になってから
天や鳥の時代が始まったのかな・・・


 各地の文明の最初の王、あるいは、最初の人間には、なぜかこの「M-N」という音の組み合わせがよく現れるのだ。エーゲ海のクレタ文明の初代の王は「ミノス」、またインドの伝説では、洪水から生き延びた人類の祖は「マヌ」である。
イギリスの人類学者、リチャード・ラジリーの『石器時代文明の驚異』(河出書房新社)によると、現在では新石器時代の研究がかなり進み、各地の民族の言語的な共通性がわかるようになってきたという。そして、男を意味するのは、さまざまな言語で「MANO」だというのだ。やはり、「M-N」である。英語の「MAN」もそうだし、日本語でも「モノ・者」という言い方がある。「変わり者」とか「くせ者」などという。
最初の人間あるいは、人類の祖となる人物を、同じ「M-N」という音で呼んであたりに、全人類の共通の祖先とか、共通の祖語とか、あるいは、何か文明誕生の秘密が隠されているのだろうか。
ただし、ノンモとナルメルだけは、「N-M」という音でどちらもナマズである。








2014年2月28日金曜日

荒川の儀式

借金逃れるため殺害か、ブラジル人男に逮捕状
昨年12月30日午後、熊谷市佐谷田の荒川河川敷で小柳さんの首などをナイフで刺し、失血死させた疑いが持たれている。

小柳さんは同日夕、この男に会うと妻に言って車で外出。31日朝、荒川河川敷で死亡しているのが発見された。遺体の近くには小柳さんの車が残され、現場付近から凶器とみられるナイフと小柳さんの携帯電話が見つかった。


河川敷で知人殺害した容疑 男逮捕
調べに対しナカウ容疑者は事件の直前に小柳さんと会ったことは認めていますが、容疑については否認しているということです。



荒川河川敷の事件  続報が出ました
珍しいですね・・・こういうのはお蔵入りになることが多いのに


これは・・・私の妄想だったと認めるべきなのでしょうか
それとも胡散臭い日系ブラジル人を逮捕というところに
眉唾ものと考えるべきでしょうか?

どこかネパール人が証拠不十分  否認しているのに誤認逮捕された
盗電OL殺人事件を想わずにいられない・・・


お金を貸している相手に
年末の寒いときに 日も暮れた時間に
わざわざ河川敷で密会しようとしますかね・・・?

しかもナイフ持参で計画的なわりには
証拠残しまくり



すごい不自然なんですけど



埼玉・熊谷の男性殺害容疑で知人の男逮捕、金銭トラブルか
事件現場に残されていた小柳さんの携帯電話の解析をすすめたところ、ナカウ容疑者の関与が浮上したということですが、ナカウ容疑者は容疑を否認しています。


携帯の解析で容疑者浮上
ナイフ持参で殺意があった割には
まるで衝動的な犯行みたいに
携帯を現場に残すって

見つけてくださいと言わんばかり


しかもナイフで首を刺すって
必殺仕置き人のプロの犯行みたいですよ
体幹と違って首はよっぽど身近にいないと
狙いを定めにくいと想うし
一発で仕留める自信がなければ狙えないのでは?
逆にその腕がある人は首を狙うのが一番早いかもしれない

すっきりしないですね・・・





携帯や凶器を現場に残したままにできるのは
加害者が被害者と全く縁がないからでは?
証拠から辿れない自信があるから
残してても隠滅しても変わらないから
そのままにできたのでは


被害者は容疑者と会った後
荒川に居たところを
通り魔的に狙われたとか


相手は誰でもよく  ただ荒川で生贄が必要だった


そんな妄想をしてしまいます。。。













クラウドアトランティス 5 知識の継承

第8話 不可解な話
 しかし、多くのギリシア人が知識を学ぶために訪れたエジプトには、いったいどのような知識が保管されていたのだろうか。あのプラトンのアトランティス伝説も、プラトンの先祖のソロンがエジプトのサイスの神官から伝え聞いた話がもとになっている。
また、ヘロドトスが語るところでは、「ギリシアの神々の多くはエジプトに由来し、その祭儀もエジプトから来たものだ」という(ただし、海神ポイセイドンなど、例外もあるといっているが)。いわば、エジプトは古代ギリシア文明の母という面がある。


 ところが、書かれた記録である古代エジプトのパピルスには、特に進んだ知識を思わせるものは残念ながら残されていないのだ。上でみたリンド・パピルスの例のように、これまでに見つかったパピルスからは、とりたてて数学や天文学、科学などの高い知識は見出されていない。何かおかしいのである。どうも、今日の我々が考えるような科学的な知識とは何かが違うようだ。

 むしろ、密かに伝えられてきた神秘的な知識があったのではないだろうか。秘儀のようなかたちで、わずかの神官だけが伝えてきた秘密の知識や情報がエジプトには存在したのではないだろうか。
ギリシア人の多くは、エジプトで秘儀に参加し、そこから宗教的な体験とともに何かの知識を得ている。


ギリシアの古典作品などは、キリスト教の普及とともに、ヨーロッパからは次第に消えてしまう。むしろ、アラブ世界でアラビア語に翻訳されて保存されていた。ルネッサンス期にそれらがアラブからヨーロッパに逆輸入され、ふたたびヨーロッパで読まれるようになったことが知られている。

 スウィフトの時代には、バチカンなどに保管されていたギリシア語の写本が、出版物になって出まわり始めた頃である。
まさにそんな時代なのである。そのなかに、火星の衛星について述べた文献が何かあったのかもしれない。今では行方不明になっているか、失われてしまっているような古代文献があったかもしれない。

 じつは、もっと不可解な話があって、正直のところ、私としても何ともいえないのだが・・・。それは古代の秘儀を継承しているといわれる謎の秘密結社フリーメーソンと、スウィフトの関係についてなのである。

 上で述べたような古代の秘儀は、ローマ時代になっても続いていたが、キリスト教の普及とともに、異教徒の儀礼として排斥され、社会の表舞台からは姿を消していったらしい。
だが、いつの時代にも、秘密の儀式や秘密結社のようなものは存在し続けるものだ。この現代でも、世界各地に無数のカルト集団が存在しているように、こういったものは人間の精神の不可解な裏面史を形成しているのである。
 中世のヨーロッパでは、錬金術や占星術、魔術などが流行していた。真実かどうかはともかく、これらは古代エジプトにルーツがあると考えられていたようだ。また、ユダヤ教の秘密教義であるカバラや、グノーシス主義、幻想的なキリスト教の分派など、いろいろな教義が信奉されていたようだ。妖術もあったし、タロットも流入してくる。まさに「オカルト全盛」といったムード、というか、オカルトが科学のようなものだったのだろう。

 中世には秘密結社のようなものも多くはびこっていて、秘伝的な騎士団や、秘教的な礼拝をおこなう集団も多くあったようだ。なかでも、十字軍の派遣によってテンプル騎士団という謎めいた結社が、12世紀のフランスに誕生している。この騎士団は、エルサレムのソロモン神殿の跡地を発掘し、重大な秘密を持ち帰ったともいわれている。彼らは強大な富と勢力をもち、教皇庁と対立するまでになるのである。

 このようなヨーロッパの秘伝的な集団は、ガリア(フランス)やブリテン(イギリス)に古くから伝わる、古代ケルトのドルイド僧の秘儀の影響も受けていたようだ(アーサー王の円卓騎士団の伝説などには、それが伺える)。
ルネッサンスをへて17世紀になると、ドイツで薔薇十字団というこれまた謎めいた秘密結社が登場してくる。こちらはオリエントの影響を多く受けているといわれ、科学と神秘主義を融合する教義をもっていたようだ。
 こうした秘伝的な活動と脈を通じるかたちで、17世紀から18世紀にかけて、イギリスでフリーメーソンが誕生する。現在まで続いている謎の「博愛主義者」の団体である。スウィフトが生きていた時代は、まさにフリーメーソンがイギリスで誕生した時期なのである。


こうしてみると、スウィフトの行動範囲と、フリーメーソン設立の動きはクロスしている。
スウィフト自身がフリーメーソンの会員だったかどうかを私は知らないのだが、『ガリバー旅行記』を書くほどの知的好奇心があり、古典や歴史にも関心の深いスウィフトが、メーソンに無関心だったとは思えない。権力の中枢近くを出入りしていた彼なら、少なくとも何かの接点はあったはずだ。
当時は、多くの貴族や市民がメーソンに加入したという。これには特定の宗教にこだわらないメーソンの宗教的な寛容さも与っていた。

 フリーメーソン関連サイトの「世界の有名なメーソン会員」みたいなページには、必ずといってよいほどジョナサン・スウィフトの名前が出ている。日本の関連サイトでも、「スウィフトはメーソン会員だった」と事実として述べているものもある。
 これらをみると、彼がメーソンであったのはおそらく間違いない、といってよいのだろう。すでに既成事実化している印象さえ受けるほどだ。


 フリーメーソンは基本的に、古代の宗教的・哲学的原理と秘儀を継承しているといわれている。

 古代ギリシアやケルト、あるいはペルシャ、さらにはピュタゴラス教団も含め、古代世界の各地で行われていた秘儀は、基本的にどれもよく似ており、「死と再生」を経験する儀式だった。知られているかぎり最も古いものは、古代エジプトのオシリスの秘儀だが、これはまさにオシリスの死と再生復活の神話をもとにしている。多くの秘儀参入儀礼のルーツは、ここにあるともいわれるのである。


 現代のフリーメーソンの儀式が、どこまで古代の秘儀の伝統を受け継いでいるかは、よくわからないのだが、彼らの組織の祖形といわれる石工職人のギルドには、見込みのある若者を選んで、科学や地理、歴史、哲学などの聖なる知識を授ける制度があったといわれる。何かの知識の伝達がそこでは行われていたわけである。










2014年2月27日木曜日

皿屋敷

クラウド アトラス
クラウド・アトラスとは直訳すれば「雲の地図」ですが、実はこの映画の原作小説を書いたデイヴィッド・ミッチェルによれば、この題名は日本人作曲家・一柳慧(いちやなぎ・とし)さんの楽曲「雲の表情」の英語題CLOUD ATLASから取ったものだそうです。一柳さんといえばあのオノ・ヨーコさんの最初のご主人。そして、ミッチェルは、前にもオノ・ヨーコさんのもう一人の夫、ジョン・レノンの楽曲「夢の夢」ドリーム・ナンバー9からタイトルを拝借した作品を書いているとか。
まあ、このへんは余談なのですが、実はミッチェルは日本の広島で8年間も英語教師をし、その後も沖縄などに住んだことがあり、奥さんも日本人。というわけで、日本とアジア文化に非常に理解のある人で、オノ・ヨーコさんがらみのタイトルを使うのも決して偶然じゃないようですね。




クラウドアトラスには元ネタがあった
題名はオノヨーコの元旦那の楽曲から
そういえばネオソウルのアンドロイド女性がやけに幅広顔で
あれはきっとオノヨーコをイメージしていると想う
コリアン系アンドロイドは未来の世界で教祖として崇められる


ソンミ



まさかクラウドアトラスの原作者が日本に
広島に8年も住んでたなんて・・・
作家になったのも日本に来てから
しかも元ネタが三島由紀夫の『豊饒の海』だったとは


最近広島は外国人に人気だそうです
路面電車や運河もあってすごく素敵な街になってる
人口やサイズがコンパクトな地方都市が一番暮らしやすいとつくづく想う
外国人の移住者が増えているらしい


広島は海外だとフランスに対応する
どうりで洒落た街になるわけね

広島に落とされた原爆は  
いつかより大きな事象を生むことになる

南仏に大きな隕石が落ちるイメージを見たのは
この因果のせいかもしれない


石は意思を持ってやって来る
http://kokuyouseki.blogspot.jp/2013/02/364.html





クラウド アトラス~三島由紀夫オマージュ
「豊饒の海」は四部作だったが、本作は六部作の体裁。・・・


不思議なことに元ネタがすべて繋がっている


クラウドアトラス―一柳慧―オノヨーコ―三島由紀夫―原作者ミッチェル―Jレノン・・・

三島由紀夫―美智子妃―陛下―オノヨーコーJレノン―ミッチェル・・・


60年代オノヨーコは世界的にスキャンダラスな存在で
学習院で同窓の三島由紀夫に批判されて
大そうショックを受けたらしい
あったりめーだ

西洋人にとってオノヨーコのインパクトは
広島の原爆並みに凄まじいもので
現代アートに前衛音楽、スキャンダル、平和活動、財閥の令嬢と
とにかく全方位的に存在感がありまくりで
クラウドアトラスの作者がなぜか東洋人の女性
オノヨーコ似の女性を未来の女神像に投影したのは
彼女の血筋や破壊力にほれ込んだのかもね
陛下とは学習院の同級生で
親の都合で早々とアメリカに渡ってしまったけれど
もし日本にいたら皇后になっててもおかしくなかった(立場の)人


どうでもいいけど一柳慧さんって顔がレノンにそっくり


まあ三島やこの人の醜聞を聞いてると
特権階級と言われる出自の人の実体がどんなものか
よくわかります
皇室もあまり変わらないと想う



クラウドアトラスから始まる繋がりは
アトランティスの魂の繋がりなのではと想う


クラウドアトラスってやっぱり意味がわからない
アトランティスの雲?

クラウドはクラウドネットワーク
この概念は2009年に生まれた新しいものなのに
クラウドアトラスの転生の話は
やっぱりアトランティスのネットワークを描いているように想う

だとしたら一柳慧はどこからクラウドの概念を持ってきたんだろう・・・
やっぱりアトランティスの記憶から来る直感なのかな



「豊饒の海」では腋の下の三つの黒子が転生の印とされていたが、本作では箒星状の痣が転生の印。違う人種同士、男女間でも転生するのは「豊饒の海」に先取りされていた。ハル・ベリーは白人としても黒人としても登場する。違うのは「豊饒の海」では一人の語り部が全巻通して登場し、黒子を転生の徴として認識するのだけれど、本作ではルーファス・シックススミス(ジェームズ・ダーシー)が1936年と1973年の両方に登場する唯一の人物で、それ以外は本や音楽、ビデオなどでつながっているだけで、転生の証人は出て来ない。


転生の印の三つの黒子
『紀元前一万年』のように私はオリオン座の三ツ星を想像してしまう
星が転生の印となるのは
魂が惑星からやって来ている証なのだろうか


トムハンクスの役が語り部なんだけどね
語り部の老人は隻眼
キプロスの目?
ここでもキプロスの要素が出てくる



皿屋敷

ロバートらが部屋の皿など陶磁器を舞い上がらせて落とすシーン。「豊饒の海」の核心をなす唯識思想により立てられた心の深層部分の作用を表す阿頼耶識(あらやしき)を思わせる皿屋敷(笑)。当時の三島は実際に皿を縦に横にして使い、時間と空間の軸がどうのと、あまりに「アラヤシキ、アラヤシキ」と言うものだから同席した人に「皿屋敷ですか」と茶々を入れられた逸話がある。このシーンは一つ一つの皿が島宇宙のようでもあり、本作の核心をなすシーンでもある。



んーこれはまるで雲のように皿が散らばっている
あ!そうか!雲は蜘蛛なんだ!

やっぱりクラウドアトラスはアトランティスの蜘蛛の巣のことだ
阿頼耶識のことだ

ネットワーク用語にクラウドという言葉が生まれたのも
蜘蛛の巣の蜘蛛が雲と同音異義語なのも
偶然といえば偶然だけど必然でもある・・・


孤島化した元ニュー・ソウル(ビッグアイランドと言われ、ハワイ島のようだが本作の文脈ではとてもハワイ島とは思えなかった)の頂上にあるアンテナは蓮のような形をしており、そのアンテナは天に連絡するためのものらしい。

頂上そもそも元ソウルという場所はキリスト教と仏教がともに盛んな地という意味合いがあるようで、オープニングとラストで登場する老いたザックリー(トム・ハンクス)は実は6つの時代をさらに超えた地球外の惑星。言わば第7の時代なのだが、これは恐らくキリスト教やユダヤ教の第七天(seventh heaven)、神と天使のいる最上天を表しているのではないか。にあるアンテナは蓮のような形をしており、そのアンテナは天に連絡するためのものらしい。



日本に住んでいたのに作者はどうして
舞台をソウルに選んだのだろう?
なぜ日本にしなかったのだろう?

孤島にするなら日本の方がいいだろうに

韓国はキリスト教が日本よりも盛ん
キリスト教と仏教がともに盛んな場所となると
日本よりも韓国の方がふさわしいのかもしれないけど

イメージ的に「孤島化する」場所として半島が選ばれたような気もする
半島は日本では房総半島に当たり
房総は千葉島になってもおかしくない
プレートの会合点という爆弾を抱えている
半島にも白頭山があるけどね



本当は日本を舞台にしたかったような気もするけど
ユダヤのDNAを半島に見たのか
半島にしたことで曲げているような気もする


半島かもしれないし房総かもしれないけど
アトランティスの血筋がそのどちらかに集合がかかっている模様




リンク先の映画評論家の解説を読むと
三島由紀夫の作品があらゆるところで下敷きになっているのがわかる
映画監督コッポラも『地獄の黙示禄』を撮っているときに
『豊饒の海』を参考にしていたらしい

『地獄の~』は戦地での王国の建設と崩壊を描いている
転生がテーマになっていないのになぜだろう?
同じ血筋の魂はその作品から情報を受け取ることができるのかもしれない

原作者ミッチェルも他に好きな作品がねじまき鳥っだったりとか
情報源が似てるのよね


『豊饒の海』は三島由紀夫の最後の作品
最近太陽の引力について考えていた時
太陽と鉄 という記事にしようと想って予め検索かけたら
三島由紀夫が一番初めにヒットしてびっくりして止めた
三島の評論のタイトルだった

In Deepさんのところでも三島由紀夫の自伝的映画を記事にしていたり
あまちゃんで『潮騒』がネタになってたり
三島由紀夫がシンクロする


最近こんなニュースも

三島由紀夫が1963年に初めてノーベル文学賞の候補になっていたことが明らかに


過去記事を調べてみると
新宿のアトラスタワーから飛び降りた歌姫の記事を書いたとき
三島由紀夫に触れている

世界を繋ぐのは女
http://kokuyouseki.blogspot.jp/2013/08/549.html

三島と美智子妃について知ったのはこのとき
記事にはジョンとヨーコのことも

アトラスタワーの記事ではからずも名前が出てきたこの人たちは
アトランティスの魂で繋がっているんじゃないかと妄想


22(フジ)の終わり
http://kokuyouseki.blogspot.jp/2013/08/547.html


アトラスタワーから飛び降りた歌姫の死に強いショックを受けたのは
やはりなにかの転換点  大きなシグナルだったせいかもしれない



逆さのピースマーク
http://kokuyouseki.blogspot.jp/2013/01/358.html

『潮騒』の舞台になった神島に触れている


1953年(昭和28年)3月と、8月 - 9月に、三島は三重県鳥羽港から神島(かみしま)に行く。八代神社、神島灯台、島民の生活、例祭神事、漁港、歴史、漁船員の仕事や生活、台風などについて取材し、翌年の1954年(昭和29年)6月10日、『潮騒』(新潮社)を発表する。ギリシャの古典『ダフニスとクロエ』に着想を得たこの恋愛小説はベストセラーとなり、東宝で映画化された。神島を舞台に選んだ理由を三島は、「日本で唯一パチンコ店がない島だったから」と、大蔵省同期の長岡實に語ったという。『潮騒』は第1回新潮社文学賞を受賞した。



伊豆の踊子や潮騒は
後のアイドル全盛期にアイドル映画の定番になった



猪知事は1995年に三島由紀夫論を書いている
三島由紀夫は三代続いた官僚の家系
三島も大蔵省に勤めていた
三島 石原 猪と 作家と官僚の関係は
官僚の時代の到来と関係があるような気がする

石原と猪は官僚というより政治家か
でもこの人たちの自衛隊や官僚組織との関わり方は
特別なものがあると想う

あーあといじわるばあさんの人も作家だった
由紀夫と幸男 ゆきお繋がり


アトラスタワーから歌姫が飛び降りた後
結局都庁のトップから作家たちが消えたことに

そろそろ官僚の時代が終わるんだろうか



原作者ミッチェルが三島由紀夫や村上春樹が好きなのは
この二人が阿頼耶識の世界を描いているからだと想う
三島由紀夫について調べてみると
村上春樹と似たような批評が目立つ


自分も一、二冊で挫折した覚えが
昔三島由紀夫が大好きって言ってた人は
美少年のボンボンだった
あの松戸出身の弁護士の息子


『豊饒の海』は高校時代に友達が読んでて面白いと言ってた
彼女は幽霊を見たことあると言っていた



今三島由紀夫のサインがあちこちで出ているのは
日本が右翼化しているせいなのかな


ノストラダムスの大預言の作者に
ヒトラーの予言を研究するように勧めたのは三島
オカルティストだったのね

三島由紀夫「やつは人類の行く末を知っていた」:五島勉の「ヒトラー予言」へ



27: 名無しさん@恐縮です [sage] 2014/01/03(金) 17:33:26.79
>8を
去年全部読もうと決めて、12月に4冊目を読み終えたんだけど
全編通して感じたことは
ただのエンタメ小説だと思えば楽しめるかな、位だったね
三島由紀夫ってエッセイも小説も軽い
ついでに死に方も



92: 名無しさん@恐縮です [sage] 2014/01/03(金) 18:00:36.71
>>81
三島と交友のあった人物はみんな言ってるよな。キャラ作ってたって。一様に指摘されるのが、普段は陽気でユーモアがあり、話していて非常に愉しい男だったということ。それは三島のエッセイを読んでいてもわかる。単純に面白いし、ちょっと自虐もいれていて笑える。頭のなかの獰猛な獣に餌を与えるのが小説の役割という話が、通俗作家であるスティーヴン・キングの小説の解釈と同じなのが興味深い。
キングは確かワニと言ってたが。


110: 名無しさん@恐縮です [sage] 2014/01/03(金) 18:08:30.39
>>104
舞台をやったとき、いざ舞台が始まると作家である自分に出来ることが何もないとわかり、ソワソワと廊下を歩きまわってたそうだしな。
基本、巷に通ってる三島のイメージと、伝記やエッセイから浮かび上がる三島は不気味なほど一致しない。


145: 名無しさん@恐縮です [sage] 2014/01/03(金) 18:19:43.23
>>138
それに近い印象あるんだよな。物凄い作家だと思うけど、衒学的ではあるじゃん。。晩年の四部作も今では専門家に初歩的なミスを指摘されてるし。たしか、三島自体も書いたものが不安で、梅原猛に原稿を送って批評してくれないかと頼んだんだよ。梅原は前述したようなミスに気づいて、批評する価値もないと黙殺しちゃったんだけど。


157: 名無しさん@恐縮です [sage] 2014/01/03(金) 18:27:05.52
>>153
神殿みたいな家に住んでたし、なにかギリシャ的なものに対して、コスプレに近い変身願望あったんじゃないの。


175: 名無しさん@恐縮です [] 2014/01/03(金) 18:38:30.66
>>157
三島の理想は聖セバスティアヌだからね
自分もそのコスして矢が刺さりまくった写真撮ってるし
あの写真が撮りたくてボディビルしたんじゃないのかなあ
日本だと思想や神に殉じて死ぬとなると切腹な訳だけど
脂肪でぶよぶよした腹だとカッコ悪いじゃんw


212: 名無しさん@恐縮です [] 2014/01/03(金) 19:06:28.55
>>204
少女漫画だよな、薔薇刑の世界に通ずる
昔、インド人に少し講義したことがあるが、「登場人物が全員が幼い」
「三島がロマンチストか国粋主義者かわからないのは日本人だけ」
と的確な批評が並んだ


234: 名無しさん@恐縮です [sage] 2014/01/03(金) 19:41:25.44
>>104
橋本治かなんかの文章で
三島由紀夫の家にはちゃっちいギリシア風のセットみたいなのがあって
その前で撮影してる三島の写真を確かに見たことがあって
三島の悲しい虚飾性を論じてる部分があった


240: 名無しさん@恐縮です [sage] 2014/01/03(金) 19:47:23.65
>>234
家全体が虚飾の成金風だよ。洋風のゴテゴテしたリビングとか庭にアポロンの像とかw


243: 名無しさん@恐縮です [] 2014/01/03(金) 19:51:35.55
>>12
民族性や伝統と、グローバリズムやインターナショナリズムとの相克
というテーマが世界的に普遍性があって

大江健三郎みたいなノーベル賞獲ったカス作家より
遥かに海外で人気があり読まれている


273: 名無しさん@恐縮です [sage] 2014/01/03(金) 20:23:43.81
>>261
ちゃうでしょ
明治維新以降の日本で西欧から輸入された近代的な自我を
日本人に伝える際に近代日本文学というものが作り出され
機能することになったんでしょう


純文学という概念はその中ではぐくまれたもので
日本人の意識が完全に近代化を果たして以降は
近代日本文学という概念はほとんど意味を失い
その分岐点は1980年くらいと言われてる



343: 名無しさん@恐縮です [] 2014/01/03(金) 21:53:08.55
キーンによる三島の逸話
三島の自宅に学習院の制服を着た少年が訪ねてきて三島との面会を請うた。
どうしてもと聞かないので数分だけならと三島が門外で会うことを了承。
学習院の制服を着た少年は美少年で出てきた三島に一言こう尋ねた。
「先生はいつ死ぬのですか」。
さすがに答えに窮したと三島はキーンに語った。


344: 名無しさん@恐縮です [sage] 2014/01/03(金) 21:54:24.92
>>330
今生きてりゃ三島は今の日本の右傾化をどう思うだろうね。
逆に原発反対なんてやってりゃ笑えるが(笑)


403: 名無しさん@恐縮です [sage] 2014/01/04(土) 00:41:35.24
>>400
皇后様(美智子様)に失恋したのが遠因と聞いたことがあるのですが・・・。


407: 名無しさん@恐縮です [sage] 2014/01/04(土) 00:49:46.48
三島由紀夫と鳩山威一郎はお互いの名を息子に付けたんだよね
鳩山威一郎の息子が鳩山由紀夫w
三島由紀夫の息子は三島(平岡)威一郎
何か皮肉w


410: 名無しさん@恐縮です [sage] 2014/01/04(土) 00:57:43.21
>>408
外人が書いた三島の評伝には一度お見合いしたと書いてあったよ。
また、今上は三島を警戒して、一度も園遊会等に招かなかったとか。


474: 名無しさん@恐縮です [] 2014/01/04(土) 09:47:22.91
ぶっちゃけ豊饒の海って明らかに破たんしてるよね
三島を読むなら今となっては娯楽系の小説とか戯曲のほうが面白いかもしれない


482: 名無しさん@恐縮です [] 2014/01/04(土) 10:15:29.80
『花盛りの森』でデビューしたのが16歳だっけ?早熟だよね。

でも『仮面の告白』は凄い作品。汚わい屋の履く又引きに目が釘付けとか、「マッチョの
腹を切り裂いて内蔵ジュルジュル吸いてえ!」みたいな内容だから(笑)

『仮面の告白』の執筆依頼をしたのが坂本一亀という坂本龍一の亡き父君にして河出書房の名編集者だった人がいたから可能だった小説かもな。