2015年3月28日土曜日

黒髪 2





平成が終わる


長かった平成が   もうすぐ終わる


長かった   本当に長かった


引き延ばされて   付け替えられた


偽りの時代






少し早まった


本当はもう少し   続くはずだった


だけど崩壊を望む者たちの声が


あまりにも大きくなったから


抑えきれなくて


平成は   もうすぐ終わる





ヤマトタケルを筆頭に掲げる


愛国の者たちが


自分たちが追い詰めているとは知らずに


座から引きずり下ろしている





本当はもう少し長く続くはずだったのに


自分たちのトップの首を絞めていたことに   


なぜ気づかないのだろう


トップの意向と   真逆の主張をしているのに


なぜそれが愛国と言えるのだろう?





霊感のある人は   自分の死期がわかる


陛下があの   迫りくる何かを予言したような


凄まじい歌を詠んだのは


覚悟を決めたのかもしれない





神武の命日に起きた   311


平成という時代自体が   強力で


壮大な結界だった





終わりなき搾取と   格差の加速


子供は生まれず   自殺が増えて


まるで平成そのものが   侵略のようだった


素晴らしい天皇皇后両陛下だから


統率力に優れていて


滞りなく   征服と鎮圧が進んだ


文字通り   平らに成った








あの黒髪の美少女が   突然力を手にしたのも


平成に入ってからだった


学年のボスのような存在になった割には


それまではそんなに華々しい感じはしなかった


なのに平成に入ってから   勢いがついたようで


周囲は白けた目で見ていたのに


我が物顔で振る舞って   スクールカーストの


トップに君臨していた


だけど生徒の方はむしろ   カースト上位は   


ただのうるさい目立ちたがり屋


遠巻きに   醒めた目で見ていて


なるべく関わりを避けていた


教師の方が持ち上げていて   嫌らしかった





私が初めて   学校でいじめのような


冷たさを教室で感じたのも


平成に入って   彼女と知り合ってからだった


生まれて初めて   学校生活で


家に帰って   毎日泣いていたのを覚えている


なぜそんな最悪なことになったかというと


隣の席の子も   それに加担したからだった


その子とその後ろにいる   黒髪の子によって


私はターゲットにされた


何もしていない   隣の席の子に


冷たくされる理由がわからなくて


それが一番つらかった


記憶を辿ってみると   その子は


地獄の大女   白兎   ククリに


そっくりの顔!   まるで瓜二つの骨をしていた



翡翠の涙 4
http://kokuyouseki.blogspot.jp/2015/01/1020.html






私はただ混乱していたから


当時は自分を責めてばかりいたけど


それを真近で見ていた   私の後ろの席の子が


ずっと後になって


あの子は自分がかわいいと想っていて  


相手を見下して態度を変える


男子の前では全然違う


みんな知ってる


ククリの性格の悪さを   忌々しく私に語って


ああ私は悪くなかったんだと


ようやく救われた





クラスが変わって   距離が離れた途端


ククリは馴れ馴れしく   にこやかに話しかけて来て


自分が残した   悪い記憶   悪い印象を


私から消そうとしたの


だからずっとその子のことは忘れていて


何十年ぶりに想いだした  





私には   飯能のド田舎から来たその子が


どこでそんな自信を身に付けられるのか


はなはだ疑問だったけど


これは埼玉のあるあるで   秩父や飯能


熊谷や松山のような   東京から遠く離れた


古い土地の方が   昔からいる地元の人間が多くて 


根性悪いのがいたりするんだよね・・・

 




そして社会人になってから


私はまったく同じ骨の女に   狙われて


運を剥ぎ取られた


五つも年下の子に   私は言われるままになっていたし


向こうはそれが当然のごとく振る舞っていた


まるで双子のように   そっくりな二人の骨!


そしてそっくりな性格


今想いだして   あまりにも似過ぎて


びっくりしてしまう


もしかしたら   平成になって早々に付けられた


十代の頃の印が


ずっとマーキングされたまま   潜在意識に残っていて


同じ骨の人間に   狙われるように出来ている


情報が流れるように出来ている


そしてそれをやらせた黒幕は   


生贄作りを指示したのは   黒髪ストレートの市松人形


市松人形が   ターゲットを見つけて


マーキングをする


もしくは   マーキングを発見する


そのマーキング情報が   くくりに流れて


くくりに運やデータが流れる   連携プレー


そんなことをふと   想ってしまった







そしてなぜかまた   別の友達が   


親友たちが想い浮んだ


同じ学校で知り合った   とても古い友達


あんなに仲が良くて   散々世話にもなったのに


なぜか   黒髪ストレートと   もう一人の


タッグの組み方が似ているような


もう一人は   以前記事にも書いた子で


その子と話すと   いつも私はぐったりしていた   


久方ぶりにその子に連絡を取ろうとしたら   


二階にいた住人の三毛猫が   


体当たりで窓にぶつかって   家の中に止めに入って来て


ふと見たその子のアドレスに   不吉な文字が並んでいたから


それ以来   縁を切ってしまった


あんまり考えたくないけれど


親兄弟でさえ   監視するように転生するなら


親友や友達が   親友や友達だからこそ


その役目を担っていたり   することもあったりして・・・


  












1 コメント:

こわい! 
だけど、その通りだと思います
味方の振りをした敵
いや、最初から敵だからこそ、唯一無二の味方の様に優しく振舞えるのかもしれない……

最初から、ここまでだったら侵犯されても無問題、ってラインを決めて人と付き合うのは、一見冷たいようでも自分を守る為には仕方のない事なのかもしれませんね

忘れていた、気付かなかった事に気付き始めたのは、21日の日食が関係あるのでしょうか?
そして来週の4月4日の月食もまた何かの変わり目になるのでしょうか?

なにやら、今年に入って、少しずつ少しずつ今までの状況が崩れ始めている気がします
それが、今苦境にある人々にとって良い変化である事を祈ります
 

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