2014年11月20日木曜日

異空間ウサギ



地球の周囲も月も火星も金星もその他諸々の太陽系は「地球の宇宙産業廃棄物」だらけ
謎の物体





宇宙には宇宙ゴミがたくさんあって
地球の重力場が変わったら
それらが落ちてくる可能性もあるんだとか

実際こうやって「謎の」物体が落ちている


『ドニー・ダーコ』という2001年のカルト映画を最近観たんですが

異次元空間からジェット機のエンジンが自宅に降ってくる
異次元の扉が開く話と  タイムリープしてそれを閉じる話


画像の「謎の物体」と映画の落ちてきたエンジンがそっくりで

考えてみたら宇宙という異空間から物体が落ちてくるのと
異次元空間から飛行機のエンジンが落ちてくるのは
同じ現象なのかもしれない




難しい映画でした
後から解説サイトを見ないと理解できなかった


不思議の国のアリスのように  まどまぎのきゅうべえのように
ここでも不思議なウサギが出てくるのです


ウサギの被り物をした人間というか
アリスでも時間を告げるウサギは二足歩行でしたね

この映画の銀色のウサギも
この世の終わりまでの時間を告げに来るのですが
それは主人公ドニーの終わりまでの時間だった


なんかこう異空間からやってくる時空の歪みを教えるキャラって
なんでウサギなんでしょうね?
アリスの影響かな?


ウサギが象徴するものが  時空の歪みと関係ありそう



どこかで時空が歪み始める   彼らはその時を待っている



なんとなくそんなことを書いたけど
もしかしたら本当のような気がしてきた



宇宙から物体が降ってくるとき
時空の歪みが始まっている

宇宙は巨大な集合無意識だから
時間も空間も実在しない

そこから物体が降ってくるのは
あの映画のように  次元のトンネルが生まれて
そのトンネルからエンジンが落ちてきたのと
同じことを意味している気がする


次元のトンネルがなぜ生まれるのか?
それは時空が歪んでいるからで
別次元とアクセスする瞬間

それはパラレルワールドかもしれないし
まったく想像もつかない別世界だったりするかもしれない


隕石落下の予言とかも  エンジン落下と同じ
時空が歪む合図を教えているのかもしれない


だから様々な作品で伝えられている共通のイメージ
隕石の衝突や月の落下
宇宙から物体がやって来るイメージは
時空が歪んでいることを意味していて  そのシグナルでもある


隕石が落下し始める時  地球を脱出するシナリオは
その時こそ時空の扉が開いて
血筋やヴァンパイアたちがパラレルワールドに逃避するチャンス・・・


時空の歪みはつまり  結界の崩壊でもあって
霧の中でしか蜘蛛や蚕蛾が棲息できないように
彼らは宇宙へ  別世界へ逃げ込むタイミングを
虎視眈々と計っているのかもしれない





宇宙空間が巨大な集合無意識という
アカシックレコードのような記憶の図書館でもあるならば
そこはまるで図書館の棚のように
過去現在未来の歴史が詰まっている


そこは記憶の貯蔵庫で
そこにアクセスすれば過去にも行けるし未来にも行ける
知らない世界  別の世界にもアクセスできる
それはまるで図書館の本を借りるのと同じ
その本の世界に入って行く・・・

本のタイトルは平行世界でだったり  過去未来の別世界だったり
とにかく地球上のすべての瞬間が  歴史が
多分惑星のすべての瞬間と歴史が
書棚に収められている
無数の  無数の蔵書・・・







輪るピングドラムでも巨大な図書館のシーンが出て来たよね

ピングドラムの空間映像って
アニメに疎い私にとってはとても奇怪に映るのですが
あれをアニオタさんたちは楽しんでいるのかと想うと
軽く恐怖を覚えますね

抽象的なイメージの連続と煌びやかな色使い
幻想的でねじれたような空間認識


想念の世界  夢殿の世界を
そのまんま描いてますよねあのノリは
気持ち悪いというかなにか不安にさせるものがある
同じ世界に生きているのに見ているものがまるで違うんだなと想った




アニメに出てくる建築2
アカシック



印象に残っているのはこの図書館のシーン
すごい怖かった


あとは子供ブロイラーのシーン・・・





元ネタのストックホルム公共図書館の国際競技案のCGパース
ストックホルムCG




ストックホルム市立図書館
ストックホルム図書館



円形のらせん構造は夢殿っぽい





アカシックレコードとか誰でも行けるとか
昔流行ったみたいですが


私は全然ダメでしたね


誰でも行けるって本当かな?





輪るピングドラム 第9話「氷の世界」 レビュー・感想
ここは誰でも入れる場所ではないんですよ。選ばれたお客様のみが立ち入る事を許される、特別な図書館・・・
じゃあ、私は特別なの?

水族館の地下61階にある不可解な図書館に迷い込む陽鞠。しかし不思議と探す本のタイトルは決まっていた・・・

『カエル君東京を救う』

 しかしそのタイトルは見つからず更に地下に迷い込む陽鞠、そこで「そらの孔分室」の司書、渡瀬眞悧と出会う。
彼は陽鞠に一冊本を手渡すのだが・・・

『カエル君Hトリオを救う』
『カエル君高倉陽鞠を救う』
『カエル君再びHトリオを救う』

 それは陽鞠の三年前の記憶でした。恐らくこの話は第一話の陽鞠が倒れてから息を吹き返すまでの空白の時間を描いているのでしょう。そしてこの図書館は陽鞠の記憶、というより同じようなタイトルが無限にある事からユングの集合的無意識とかアカシックレコードとかと呼ぶべきものかもしれません。




『かえるくん東京を救う』は村上春樹の1999年8月発表の短編小説で
このあらすじが『ドニー・ダーゴ』とそっくりなんだけど


動物に未来を告げられてそれを阻止するために
行動すると主人公が犠牲になる


カエルっていうのはいろんな「かえる」という意味があって
変える 返る 還る 帰る 替える 代える


なんとなくタイムリープっぽい世界を想像してしまう

時間を「かえる」ことで  人や物を「かえる」



この作家がちょうどノストラダムスの預言の時
1999年7月の時にこの小説を書いて発表したのは
多分この時宇宙の図書館で  違う世界の本を借りるようなことが
起きたんではないかと想う


多分図書館に入れる「選ばれた」人間が  それをやったのかもね
だからこんな小説を書いたのかなあと
予言の日に何も起こらない現実に対して


かえるくんは2月18日に東京に地震が襲い
東京が壊滅すると知らせに来る

ちなみに2月18日は冥王星が発見された日で
冥王星はプルート  プルトニウムのこと


東京に放射能が降り注いだ  311の予言のようにも見える






多分ね  血筋とかヴァンパイアとか  平行世界を移動している魂
なんらかの入館許可のパスを持っている  「選ばれた」種族じゃないと
記憶の図書館には入れないようになっているはず

IDナンバーはDNAの遺伝子コードに記されているとか
生物が持っているパスってそれぐらいしかないもんね
だから血のつながりが重要になってくる


ここに行けば好きな本を借りて未来を変えられるとか
数ある予言もここから借りた本の一冊・・・
誰かが借りて読んだもので予言というより
その本(未来)を選択しましたっていうだけかもね
予言というより設計図よね


血のコードということは
生命の源みたいな  情報図書館でもあり
つまり本当はみんな入れるはずなんだけど
鍵かけてパスがないと入れないようにしているとか


地球の夢殿とかはその劣化版と  縮小コピーみたいな感じで
大きな雛型がもともと宇宙にあるから
夢殿みたいな人工的な集合意識を
地球上の結界内で真似して作ったりしてるのね


つまり仏陀が宇宙には無数の世界があると発見したのも
仏陀がそれを発見したから
発見したというか記憶が甦ったというか

そのおかげで寺に人工的に集合意識を集める
夢殿のような奥義が生まれた
よくも悪くも仏陀が仲介者のように手引きしたはず

じゃなければ夢殿の構造設計なんて素人には無理だはw




そして多分ね
作ったと同時に鍵をかけて  IDパスを作ったと想うのよ
夢殿を壊されないように  多分奥の方で宇宙と繋がっている部分には
誰でも行けないようにしてある



ピングドラムの地下室の図書館は地下61階にある
ここまで深く潜れるのは「選ばれた者」たちだけ

夢殿は漏斗状の逆ピラミッド型になっていて
下へ行くほど上位の者しか行けないのだとか


そこには図書館らしく碑文が書かれている
その碑文は「七つの大罪」

カソリックの教えなんだけど
碑文に刻まれているのはガンジーが1925年に発表した
「七つの社会的罪」



確かいま秋アニメで『七つの大罪』がやってますよね?








タイトル通りじゃない現実

  書庫におかれた本は全て『・・・を救う』というタイトルがつけられていました。しかし記憶の中の陽鞠は全然救われていない、というところに違和感を感じま す。これは何故なんでしょう?しかも陽鞠にはもっと残酷な、心が壊れてしまうような出来事があったようです。しかし本は“救う”と書いてある。

カエル君=運命を書き換える?

 それを可能にするのがピングドラムなのかもしれません。苹果は死者である桃果の運命日記を忠実に再現して桃果と同化する事で運命の輪をひっくり返そうとしました。

そして目覚めようとする陽鞠にリンゴを渡す渡瀬眞悧、それは『運命の果実』。
それがきっかけで記憶が蘇る。
「選んでくれてありがとう。」


そしてその本の返却日は3月20日。桃果の命日であり、苹果の誕生日・・・なにか関連がありそうですね。





運命を書き換えるには犠牲が必要で
りんごという運命の果実を頂くことで
異空間への扉が開き  パラレルワールドへ移動できる
別の未来を選択することができる


そのりんごはもしかしたらね
宇宙図書館のIDパスで  それを手に入れるための戦いなのかもね
それを持っている血筋を手に入れれば  養分にすれば
別世界へレーンチェンジすることができる
「七つの大罪」のその先へ行くことができる
逃げ切ることができるとか





ただ宇宙のエネルギーを受け取れない魂が結界張って
夢殿作ったんだよね確か
それなら夢殿の最奥が宇宙に繋がっていたら
そこに出入りするって話はおかしくなる

まあ受け取れないというか地球人ほどは無理だった?


あるイメージがずっとある
眠らされている基点の養分
その人が眠らされていることで  その人の夢  幻想で
夢殿が出来上がっている
要石のような


その眠らされている誰か  その魂が
夢殿の最奥の  宇宙への入り口のドアみたいになってて
その人を介して宇宙のエネルギーを手に入れている


涼宮ハルヒ
とか
本人は気づいていないけど現象を生んでいる
常に事件の中心にありながら蚊帳の外に置かれている

自分が実際に超常的な能力を持ち超常的な存在から着目されていることは知らされておらず


どこかに  それは個人じゃないかもしれないし
何かの集合体  人類が共有している雛型のイメージかもしれないけど
アダムとイブのイブみたいな
りんごを食べる前のイブ


夢殿の最奥で眠らされて  宇宙との盾  緩衝材になっている
そんな存在がいるような気がする



その人は桃果みたいに能力者じゃない
ピングドラムの中にいるとしたらむしろ苹果の方・・・

















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